社交性があるとか、行動力がある、決断力が…なんて一般論は聞き飽きたと思うので、僕の会社にいる実際の人を例にしてみます。
ただし、管理職になれないレベルの人は除外します。管理職になり更に役員になれるかどうかの人を考えてみます。
部長までの出世については、こちらの記事が参考になると思います。
さて、実例をベースに考えてみたいと思います
やる気があって管理職になれない人は、よっぽど会社が悪いか運が悪い人です。やる気があっても空回りして凡ミスが多い人は今の仕事が向いていないのでしょう。
さて、実際に部長になった3人を例にしますので。それから役員になれるか考えてみましょう。
その3人は、「いるいる!」というタイプだと思います。
Aさん、Bさん、Cさんの本当の事例です。
本題に入る前に、最新の紀伊国屋書店のビジネス書ランキングを紹介します。
1.出世する人しない人:Aさん
〇GOODポイント
・入社当時から優秀であることがみんなに認識され、将来も出世するんだろうと思われていた人材。
成果を出すために休みも一人で出社してコツコツと成果を上げ、上司から認められている。
自分から新しいプロジェクトを提案しやりきる実力者。
上司と接するのもうまく、逆パワハラ(上司に重要ポイントを教えないなど)もしない。
係長、課長、部長まで同期の中でトップで昇進していく。
優等生タイプですね!
どこまで出世するでしょう!
〇BADポイント
メンバーがついてこなかった。
自分が出来る事を、部下が出来ないと我慢できない。
そのため何人かを精神疾患にさせ病院送り。やめていったメンバーもいる。
部長になり大きな成果を求められるが、個人の能力はあってもメンバーがついてこないので仕事も停滞し成果が上げられなくなる。
頭は良く、上司から好かれるタイプだが部下のリーダーシップは残念ながら出来なかった。
リーダーシップは学んだとしても簡単には出来ないと思う。
もって生まれた性格と、会社で若いころに学んでいないと出来ないのだろう。
こういう人は、生涯1人で作業することに向いている。
特に女性社員が部下になったら最悪だと思います。女性社員についてはこちらの記事を参考にしてください。
能力があっても、どういう能力が必要でしょうか
2.出世する人しない人:Bさん
〇GOODポイント
・同じ事業をコツコツ実施してきたため、その事業に関しては第一人者となる。
真面目でコツコツタイプ。
優しさもあり上司や部下からの人望もあるがリーダーとしては引っ張っていくタイプではない。
着実に仕事をこなしてはいたが、マネージメントとしては目立った成果がない。
本人は出世欲がなく目の前の仕事を一生懸命こなす。困難にぶつかっても逃げることはない。
ある時、当人のプロジェクトで成果が出た。
年功序列的に課長となった時、ラッキーもあり売り上げが会社に大きく貢献することが出来た。
その報酬として部長に昇進。
よくいるタイプですね。
運もあるのでしょう。
〇BADポイント
そもそも出世欲が無いので、経営的な視点や会社をどのように成長させるかを考えていないし勉強もしていない。
マネージメント力がなく、貢献した報酬としての昇進なので部長どまり。
課題設定が出来ないので部下は成長しない。
経営は重要なポジションや役員にさせてはいけない。
会社にとってデメリットになる。
マネージメント力…
必要ですよね。
3.出世する人しない人:Cさん
〇GOODポイント
・優等生ではないが真面目なところがある。
上司や部下からの信頼感がありそこそこ成果も出していた。敵を作らないタイプ。
係長、課長時代になると部下も一緒に頑張る風土が出来ており、他部署との交流も盛んであった。
周囲からの協力度も大きい。
人当たりがいいので本人の通常業務以外にもいろいろな活動によばれ参加している。
マネージメント能力は高く部門で成果を上げていくタイプ
人望は厚そうですね。
〇BADポイント
・優秀ではないので個の力は不足している。
人にやさしいのはいいが、厳しさに欠ける事がある。
同じ部署ひと筋で仕事をしてきたので、会社全体視点の出の経験が不足している。
経営者としての資質があるのか。
4.出世する人しない人:どうなる?
さてみなさん、Aさん、Bさん、Cさんどうなるでしょうか。
みんな部長なのですが、役員になれるのはどの人だと思いますか。
お分かりのようにCさんです。
やはり人間関係大事ですよ。
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